MOON RECORDS のリーフレット「Paper Moon」
2nd.アルバム「光の子」リリース時。(発行年月日:1986年2月20日)
見開きA3サイズ。

 

未来と原始が出会う。
一瞬を永遠に溶かし込む音楽集団PINK。
彼らが登場すると、どんな場所であろうと、そこはダンス・フロアと化す。
地響きを起こす強力なリズム・セクション、ナイフのような切れ味を見せるシンセとギターのリフ、有無を言わせない豪放なビートに繊細かつ美しいメロディとハーモニーが絡み、様々なジャンルを飲み込んで誕生した、彼らならではの音世界。
PINKセカンドアルバム「光の子」、よりカラフルにパワフルに登場。

 

PINKのセカンド・アルバムがついに完成しました。
タイトルは『光の子』。

去年の9月からリハーサルをしてレコーディングは10月から12月にかけてのデス・マッチでした。
「青い羊の夢」(旧名 HEADS)以外は、全て書き下ろしの新曲、全10曲。一枚目以上のものができたと自負しています。
今年は初めての全国ホール・コンサートにも出かけます。
シングルは2月10日、アルバムは2月25日、プロモーション用のビデオも5曲 25分モノを作っています。これは全国のレコード店やビデオ番組で見られます。
そしてPINKファンのネット・ワークとして PINK CLUB が発足します。
みなさん応援よろしく!

 

MEMO
「光の子」

タイトルチューン。ファンク・ビートとガムランのポリリズム。網の目のようなリズム。ステディな世紀末へ飛翔する光の子たち。

「SHISUNO」
萩尾望都『銀の三角』に出てくるラグトーリンが奏でる歌のイメイジ。ちょっとした遊びの小曲。

「日蝕譚」
うねるようなビート、絡み合うメロディーと詩。作詞は吉田美奈子。

「HIDING FACE」
どこまでも終わらぬようなメロディー。そして解決を求めながら、繰り返しゲームを続ける男と女。

「GOLD ANGEL」
ギターの渋谷の詩。シュールな内容は彼がよく見る夢の風景のようです。

「DON’T STOP PASSENGERS」
シングルカットチューン。少年期の夢を抱いたまま、時の流れに立ち止まることのない旅人たち。

「ISOLATED RUNNER」
ランナーズ・ハイへ至る息づかい。まるでコヤニスカッティのような・・・・・どこへ行く?

「青い羊の夢」
奇妙なメロディー。眠りの為の眠りに見る夢。青い羊の夢。

「星のPICNIC」
ありそうもない話。いけそうもないピクニック。パラダイス・ロスト。

「LUCCIA」
美しいメロディー。美しい詩。シンプルなアレンジ。美しい三位一体。

 

これは貴重な4コマ漫画!(by 渋谷ヒデヒロ)