「光の子」のLPを購入した。
ジャケットと同じ写真でひとまわり小さい三つ折りのライナーノーツと、謎の赤いキャラクターのフライヤーが付いている。既に持っていたLPは歌詞カードしか付いてなかったので、ライナーノーツとフライヤー欲しさに、もう1枚購入してしまった。(もしかしたら、当時アルバムを予約したら付いているオマケだったのかもしれない)

 

三つ折りの裏と表。
ステージの写真はラフォーレ・ミュージアム飯倉でのライブのものと思われる。

 

三つ折りには、各メンバーの写真の下にプロフィールが載っており、音楽雑誌「Player」のライターさんによるバンドの紹介文、収録曲についてのMEMO、ツアースケジュールも掲載されている。(メンバー紹介の文章が過剰に詩的で、ちょっとこっぱずかしくなる。是非読んで欲しい!)
その紹介文はこちら↓↓↓
未来と原始が出会う~『光の子』ライナーノーツより>>

だけど、何故この赤いキャラクターが使われているんだろう・・・あなたはだあれ?

 

これはフォロワーさんが購入したLPに付いていたステッカー。(画像提供いただきました)
赤ステッカーの顏といい、黒ステッカーの南国的な花といい、あのトンガリ頭の赤い人といい、何を表現したいんだろうか。(原始のエネルギー的なもの? 花は無国籍のイメージ?)
アルバムジャケットとも関連性が無いし、せっかくライターさんが「未来と原始が出会う」とか「ロック界に舞い降りた極楽鳥の群れ」といった渾身の紹介文(熱量感じます!)を書いてくれてるのに、プロフィール文だって思いっきりカッコつけてるのに、全体的にチグハグで統一感が無い。
インパクトを狙って突飛なものを選んだのかもしれないが、突飛な路線で攻めるなら、いっそ「光の子」をシングルカットする大胆さがあれば・・・。売れても売れなくても、あの時代にあの曲をシングルで出していたら、それは尖がったPINKに相応しく、賞賛に値する選択になっただろう。

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FAR EAST産、極楽鳥の群れ。(Player)>>

で、これが「アドリブ・ベスト・レコード」の「日本のポップ・ソング」部門で、アルバム『PINK』が受賞した時の広告。謎の赤い人の下半身のようだ。
PINKを知らない人は、この広告からはどんな音楽か想像できないし、これ見てドン引きしたんじゃ・・・。

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ギャラリー(広告、フライヤー等のページ)>>