PSY・S が中心となって行われた「真夜中のGlory」に、矢壁アツノブが参加。
【PSY・S】
1984年、大阪で結成。イミュレーター等のエレクトロニクス機器を使ってポップソングを作る2人のグループ。ボーカルの安則まみ(チャカ)はソウルフルでハートフルな歌を歌い、キーボード他の松浦雅也はポップなソングライティング、そしてサウンドを作る。新しい時代のための新しいミュージシャンとも言える彼らの、PSY・S以外の活動ということで行われた今回の<真夜中のGlory>は、同世代を息づくミュージシャン達との大セッションライブ録り。しかもビデオも同時導入ということで、まさしくAV-LIVEそのものなのだろう。
「僕がサウンド・ストリートをやってる時に始まった”コレクション”のいわばその2、みたいなものだと思ってます。コレクションは前にレコードにもなってるんですけど、同世代のミュージシャンで、何か興味をお互い感じあった人、ということでメンバーを集めて一緒にやったりしたんですが、それを今回はもう一歩進めて、映像もからめてみたんです。ですからレコーディングもビデオスタジオでやったんですけどね。まあ、段取りとかで、6時間押しぐらいにはなりましたけど(笑)。
ライブ録音にしたのは、過去のそういったものなんかにも、捨てきれない何かがあると思っていたんで、それを体験して再確認するということもありました。音楽の出来る過程の方法論にもすごく興味がありますからね。(松浦雅也)」
佐伯健三(パール兄弟)LYRICS、CHO
松浦雅也(PSY・S)COMPOSE、KEY、CHO、RHYTHM ARRANGE
溝口肇 STRINGS ARRANGE、CELLO
矢壁篤信(PINK)DR、CHO
楠均(QUJILA)DR、CHO
永井充利 B、CHO
チエ(千年コメッツ)G、CHO
飯村直子(ナーヴ・カッツェ)G、CHO
チャカ(PSY・S)Vo
楠瀬誠志郎 Vo
鈴木賢司 G.Solo
「Player」1987年11月号掲載記事