「ロッキンf」1984年8月臨時増刊号の巻末大特集「日本のロック84 WHO’S WHO」より。前後に掲載されているのは、「ヒカシュー」「P-モデル」「PINK CLOUD」「Be-2」など。

(1)プロフィール

ナイト・クラブでライヴを行うと思えば、CF音楽を手がけたり、メンバーそれぞれがスタジオ・ミュージシャンとして活動していたりと、多彩でユニークな活動を展開するミュージシャン集団。センス、テクニックともに今後の音楽シーンをリードしていくことはまちがいない。

(2)メンバー

福岡裕(Vo)
岡野はじめ(B)
ホッピー神山(Kb)
Steve 衛藤(Per)
矢壁カメオ(Ds)
渋谷ヒデヒロ(G)

(3)バイオグラフィー

1983年3月、”オピンク兄弟”という名でライヴ・デビュー。同年6月、PINKと名を改め、ファンキーでキャッチ―なサウンドで、見る者を圧倒するステージを披露するようになった。以後、ツバキハウスを中心にダンサブルな演奏をくりひろげ、その人気を高めているが、メンバーはいずれもスタジオ・ミュージシャンとして活躍しているテクニシャンで、ピンクとしても戸川純のバックをつとめたり、CF音楽を手がけたりと、多方面で才能を発揮している。1984年6月にはエピックからシングル「砂の雫」でレコード・デビュー、いよいよ本領発揮というところだ。

同紙に掲載の【日本のロック】年表1984年に、PINK出演のライブの記録あり。

 

「ロッキンf」1984年8月臨時増刊号