ムゴイ! これが最後なんてムゴイ!
ピンクの”PSYCHO DELICIOUS ACT THE FINAL IN 渋谷公会堂”。
久しぶりのライヴ、メンバーは相変わらず無邪気なノリを見せて、ピシッとしたさすがのプレイを展開しながら、自分達も楽しんじゃってる。大人のカッコイイバンドのくせに、どこかステキに子供っていう、私の大好きなピンクの魅力は変わらない。
音にしてもふるまいにしても、それぞれが目立ちたい精神を発揮して、そのパワーが迫力と勢いを生み出す。
「久しぶりのコンサート、ライブ活動凍結コンサートに、こんなに集まってくれて、どうもありがとう」
ヴォーカルのエンちゃんがいう。でも、全然湿っぽくない。そりゃ、そうだろう。自分達で出した結論なんだからね。でも、こっちは淋しい。もちろん、彼等の変わらないノリがうれしくて楽しくて、見てる間は感傷にひたってるヒマなんかなかったけどさ。
あっという間に終わってしまった17曲。そして、アンコール。最後だからって、変にドラマティックに盛り上げようなんてしないとこが、彼らなんだけど、強烈な2度目のアンコールの拍手と歓声にも出てきてくれないのはツレなかったな。
本当にカッコイイライヴなのに、どうしてやめてしまうの。この際、ウソつき大歓迎。”やめるなんていったっけ?”って、またやってよネ。
(角野恵津子)